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物件No.68「熊ノ平変電所」 群馬県

「過ぎ去りし栄光」

 ここは、廃墟&近代建築で有名な「丸山変電所」から車で、約20分ぐらいの所にあります。新旧「変電所」をほぼ同時に見られると言う、嬉しいロケーションでした。
 途中、運がよければ、ニホンザルの群れに遭遇することも出来ます。鉄道の廃線沿いに有る、変電所なので、当然「廃線」も有りますが、それは廃線マニアに任せて、早速潜入したいと思います。

入口

この入口のトンネルを抜けると、お目当ての変電所が有ります。
トンメル内は危険なので「立入禁止」です!!
だから、ここから入ってはいけません・・・。
少し上の廃線部に迂回します。
駅の跡??

多分、石炭時代の駅の跡だと思います。
隊員2号がポイントを、切り替えようとしています。
結果は・・・。
自分で確かめてみて下さい。
変電所

少し、歩いていくと遂に見えてきました。
廃墟独特の存在感は、大自然の中でも変わることは有りません。
プレート

まさか、「廃墟に潜入したいのですが・・・。」と連絡する訳にも、
行きません・・・。
外観

見事な、廃墟色のコンクリート壁です。
永い時間と、風雨のみが、この色を作り出すことを許されます。
内部

広い空間に、クレーンや色々な機械が、置いてあります。
高窓が、間接的に空間に光を、取り込んでいます。
この瞬間、現世から、異空間に入り込んだ様な感覚が大好きです。
内部対面

まるで、工場のようです・・・。
変電設備を、保管加工していたのでしょうか??
新しめの機械

結構、新しそうな機械でした。
電気コードが、床から出ていましたが、全て切断されいました。
同機械裏側

なんか、機械ってかっこいいですね!!
電気が来ていないのに、ビリビリきます。
休憩室

時代を感じさせる、ストーブが真ん中に置いてありました。
冬は正に、極寒である、この地で暖を取りながら、ほっと一息
付いていたのでしょうね。
2階

開け放たれた、機械の蓋の前に、椅子がひとつ放置されています。
2度とこない、主を待ちわびるように・・・。
機械内部

変電所だけあって、流石に電気コードだらけです。
建物自体の古さからみても、内部は何回か改装したようです。
仮眠室??

外の、静寂のなか、機械の音に囲まれ、この部屋で、眠りに付いた
のでしょう。
炬燵と湯たんぽが、真冬の寒さを物語っています。
食器棚

きちんと整理されて、並べられた食器たち・・・。
廃墟のなかで、こうゆうのを見ると、ちょっとナーバスに・・・。
壁画??

2階は、剥き出しのコンクリートばかりで、見所が有りません。
壁画?3連発で・・・。
消火器が置いてあった、マークです。
プレートでは無く、ペンキ絵なのが素敵です。
消火器マーク

こちらは四角バージョンです。
グレーの大きなキャンパスに、赤の小さなマーク!!
インパクトがありました。
加圧中マーク

規格化された、プラプレートと違い、温かみの有る味が・・・。
これは、機械に書かれていました。
死体!!

一瞬、心臓が止まりました!!
最近、掲示板でも書かれていましたが、廃墟で死体!!かと
思いました・・・。
衝突実験でもしたのでしょうか?等身大の人形が、服を着て、
ブーツまで履いて、バラバラになっていました!!
変電設備

配線は全て、撤去されていました。
銅線は、リサイクルされるのでしょうか??
詳しい方、教えてください。
ここは、もう自然の音しか聞こえません・・・。
慰霊碑説明文

この殉難碑は昭和25年6月9日、突如として山崩れが起こり
一瞬にして埋め去られた職員と家族50の御霊を・・・。
と書いてあります。
殉難碑

上記の文面のような、凄い事故があったようです。
ご冥福をお祈りしてきました。
しかし、立入り禁止じゃ、遺族は何処から入ればいいのでしょう??
国鉄マジックですね・・・。
熊ノ平駅の文

説明文によると、アプト式電車が廃止される昭和41年まで給炭、給水、
上下列車の行き違いようの駅だったそうです。
歴史の重みを感じます。
トンネル4つ

ぽっかりと、口を空けた4つのトンネルが、今まで走ってきた、
鉄道の歴史を物語っているようです・・・。
何度も拡張工事を繰り返し、石炭、ディーゼル、電気とエネルギーを
変え、走り続けた鉄道も、2度とここを走ることは有りません。
多くの、人命と労働力を飲み込んで、今は大自然の中に帰ってゆく、
スタート地点に、その骸をさらし続けているようでした・・・。

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